INTERVIEW

代表取締役 吉田 英司ロングインタビュー 全7章

ポリウレア防水との出会い、ライノジャパンを選ぶ理由、Y工法開発の経緯、5つの代表事例、これからの素材としての展望まで。代表が自らの言葉で語る 2026 年 4 月 24 日収録のロングインタビューです。

代表取締役 吉田英司
REPRESENTATIVE代表取締役
吉田 英司

MESSAGE

他社メーカー10社以上ある中、
ライノジャパンを選ぶ理由。

ポリウレアのメーカーは国内外に10社以上存在しますが、当社がライノジャパン社の素材にこだわるのは、特殊な施工機械と素材性能の組み合わせにおいて、現時点でトップクラスの仕上がりが得られるからです。

従来10年で打ち替えていた防水を20年へ。人工も時間も乾きスピードも、すべて従来工法を上回ります。お客様の建物寿命を、これ以上ない形で延ばすご提案を致します。

トップクラスの仕上がりと、
建物寿命を延ばす提案力。

株式会社 吉田技工 代表取締役 吉田 英司

会社名
株式会社 吉田技工 春日部支店
所在地
〒344-0035 埼玉県春日部市谷原新田2015
代表者
吉田 英司
立場
ライノジャパン株式会社 一次代理店 / 全国60社中 売上・施工数トップクラス
許可
建設業許可:埼玉県知事許可(特-2)第64041号
対応エリア
埼玉県全域・東京都・千葉県・神奈川県・北関東(関東圏を中心に全国対応)

CH1

Chapter 1:ポリウレアとの出会い

ポリウレア。ちょっと聞き慣れない名前ですが、アメリカで開発された、一番物性が強い、強靭で、しかも伸びるという特性を持つ、すごく丈夫な材料です。

まず軍用でやり始めたのが初めですが、すごく強いことから、アメリカではトラックの荷台、ピックアップトラックの荷台によく使われます。チェーンソーといろんなものを投げても、車に傷がつかないということで、トラック関係では用途が広い。

普通の人でも、メーカーは ライノライニングスっていう会社、サイのマークの会社で、アメリカに住んでいる方はそのマークを見ただけで「これ知ってる」と。それぐらいポピュラーなコーティング剤メーカーです。

そのメーカーが2014 年 9 月に、ライノジャパンという会社を介して、日本に進出しようというところでライノジャパンができ、日本に広めていっています。

日本シェアでも、世界シェアでも、ほぼライノライニングス社が取っているので、日本ではメーカー 10 社ぐらいありますが、その 10 社はそれに追随する状況になっています。

CH2

Chapter 2:加水分解しない理由・速乾性

ポリウレアがなんで強いかというと、加水分解っていって、防水材は基本的には水で分解してしまうんですね。ウレタン防水もアスファルトも、塩ビ防水もシートも、全部水で分解する特性があります。

しかしながら、ライノライニングス社のポリウレアは、物質の中に 酸素の大分子を含まないので、加水分解がない。基本的には加水分解はしない。いろんな機関でも調べられていますが、基本酸素も通さないので、物質的にはかなり強い物質です。

しかも、硬いんですけど非常に硬度というか硬い塗膜ながら、485%(公式試験値) 伸びる。硬くて伸びる。例えば建築では、下地にヒビが入ったり浮いたりしても、それによって一緒に割れたり剥がれたり切れたりしません。

施工方法は機械を使ってハイプレッシャー、強い圧力をかけて、高温・高圧下で A 剤・B 剤を衝突混合させて固める、ちょっと特殊なやり方をする材料です。

ライノジャパン公式では「塗布後 約 7〜10 秒で乾く」と表記される速乾性の物質で、施工条件により短時間で次工程へ移れます。

例えば施工しますよ、と 30 分ぐらいあれば人が通れるようになる。お客様に負担をかけないところもポリウレアの特徴です。

CH3

Chapter 3:施工スピード・コスト・保証

今まで例えば屋上防水で新築の場合、アスファルト防水をして、その後に保護用モルタルを 8 〜 10cm のコンクリートで打つ。ですが、ポリウレアは造膜の膜自体が強いので、保護用コンクリート不要で施工して終わりです。

その費用も浮く。施工スピードも格段に違います。アスファルト防水で言えば、新築から見れば約 1/10 の施工日数で施工できると思います。

改修工事に関しても、屋上のウレタン防水は最低でも 4 日かかるところを、まずまず 1 日で完了する。小さければ半日で完了する。施工スピードがあるので、人工も作業費も施工費もキュッと縮まる

金額自体は、ボリュームは高いんですけど、ニンクから比べれば、施工費自体はほぼ一緒か、ちょっと高いぐらい。ですけど、保証期間が長いので、一般的に防水工事は今のところ最長 10 年のところ、ポリウレアは 最長 20 年までいきます。

価格的には同じかちょっとプラスぐらいで、耐久年数が倍になる。なんか 2 倍お得みたいな印象は受けますよね。

CH4

Chapter 4:ライノジャパンを選ぶ理由・自社施工

用途によってどう仕上げるか、施工法はこれの方がいいですよ、というコーディネートまで全部やります。

ポリウレアの吹付には、それなりの技術と塗装屋さんの能力が必要です。吹付ける作業員のうまさは、かなり関係します。

当社は塗装屋として発足しましたが、吹付けの機械を使った塗装が非常に得意。なので、ポリウレア吹付するにあたって苦労はしないですね。一回材料を触って特性が分かれば、職人的にすぐわかります。

逆に、吹付をしたことのない人がやろうとすると、相当苦労する。普通の塗装屋さん・防水屋さんがいきなりやってもほぼ素人と同じ。今の若い塗装屋さんは、吹付経験のない方が半分以上です。

建物問わず改修屋さんとしてやっているので、吹付ける場面が出てきます。普通は吹付専門屋さん(ガン屋さん)に頼みますが、当社は頼まない。自分たちで全部やるのを 20 数年繰り返しているので、どこの現場・どんな場面でも対応できます。

加えて、アイカ工業のジョリパット施工店なので、パターン作りに吹付が必要なケースも多く、機械的に吹付けることは創業当時からずっとやっています。

CH5

Chapter 5:事例 5 件の語り

事例 1|加須市 20 棟集合マンション 自走式立体駐車場

加須市の花崎、花崎駅近所、20 棟ぐらい集まったマンションの自走式立体駐車場の屋上です。ウレタンの超速硬化スプレーからの改修工事。ウレタンなのでかなりボロボロに剥けて、一回水が入ると加水分解してより一層ボロボロに。

10 年ぐらいでこんな感じになる。コンクリートを通った水は 水酸化ナトリウムを含むので、塗装につくと落ちない。下の階の駐車している人からクレームが来ていました。

下地を全撤去 → 研磨 → 高圧洗浄 → プライマー → 吹付。撤去・研磨が非常に重要なポイント。1 回吹付で 0.5mm が基本、4 回で 2mm。デジタル膜厚計で 1 区画ごとに測定。

事例 2|春日部市 銀行屋上 屋根用防水

建物の屋上なので、屋根専用『DuraTite3.0』で吹付。20 年保証が欲しいということで 3mm 全体吹付。

約 250 平米を、朝から段取りして 9 時前後から吹いて、終わりが午後 2 時。3mm で 400L ドラム缶セット 2 つ + 38kg セット 2 つ、約 900L 弱で吹いています。

5 時間で吹けるのでかなり効率がいい。ウレタン防水でやると約 1 週間。養生さえすれば 1 日かからず吹けて、しかも 20 年保証。

事例 3|トラック・建機リース荷台

建機リース車両やトラック荷台は、木の板が腐ったり湿ったりして劣化しやすい部位です。

ポリウレアで荷台表面を保護することで、水分・摩耗・打痕への対策となり、張替えサイクルの延伸を狙えます。新車入庫時や定期整備時の予防施工として相談できます。

事例 4|鴻巣市 玖珠 アスファルト駐車場

鴻巣市玖珠の駐車場で試験施工。アスファルトの上にどのぐらいの性能でできるか試しました。下地に特殊な下地材を塗って、ポリウレアを吹付。1 年以上経過で何の問題もない

マンションの上が駐車場で、地下にも駐車場があるところで、上のアスファルトが割れて防水層まで切れ、下にダダ漏れしているケースが結構ある。今までは全部剥いで防水やり直して、もう一回アスファルトを打つ、と費用も日数もかかった。

アスファルトは戦争前から原価が約 2 倍になり、打ち替えると莫大な金額に。打ち替えしないで上から塗るので、打ち替え分は丸々かかりません。

事例 5|ポリウレアシールドウォール(Y 工法)

ブロック塀に変わる塀。ポリウレアシールドウォールという名前で販売もしています。発泡スチロールの芯材の上にポリウレアを吹いた壁。仕上げにジョリパットを塗ったり、装飾的にもいい。

1m × 2m パネルで 5〜6kg。万が一倒れても怪我せずに済む。京大の暴風試験では、ブロック塀は瓦礫が突き抜けるが、ポリウレアシールドウォールは突き抜けずに跳ね返ります。

工法名は『Y 工法』、Y は吉田儀光の Y。特許取得済み。鴻巣市・横浜市(一部数十メートル)で実績があります。

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Chapter 6:橋梁ジョイント・水回り・耐震

道路の継ぎ目、橋の橋脚で約 10m に 1 個あるジョイント部の防水処理。ジョイントから水が入って下の鉄骨・コンクリートをダメにする問題で、栃木県大田原の国道で 12 か所のジョイントを施工しました。

輪転試験では 10 トン車のタイヤが 10 万回(10 年分相当)通ることで OK というところを、ポリウレアとアスファルトで実施。アスファルトはウニャウニャに凹みましたが、ポリウレアは全く何もない。20 年・30 年分やっても問題なし。輪転試験ではかなりいい成績でした。

個人向けは、住宅の屋根(コロニアルを 1 枚のシートのように一体化)、ベランダ防水(半日で使用可能)、陸屋根住宅(旭化成・積水・パナソニックホームズ)にも対応。

水関係は 養殖池の水槽、温泉プール、農業用水路のジョイント。発泡スチロールを切って内側にポリウレアを吹けば、水槽が完成する。コンクリートを打つ必要がない。

耐震補強は、木造住宅の構造壁に金物代わりにポリウレア吹付。木造住宅耐震普及協会の耐震証明書発行可能、規定の 耐震基準 1.6 倍の強度。

CH7

Chapter 7:これからの素材としての展望

欠点は、何しろ材料が高い。米国輸入材として、ウレタン・アスファルト系よりも初期単価は高めです。それでも、当社独自の最長20年保証・施工日数1/10・打ち替え不要によって、トータルコストでは従来防水より有利になるケースが多くあります。

本当にこれからの素材です。ホームページとしては、施工屋さん側としてビシッとまだまだこれから整理していくところで、それはチャンスだと思っています。関東圏のポリウレア施工は一番ですと言えるよう見せていきたい。

すでに全国 60 社の中でも売上・施工数は多い方。5,000 平米の駐車場や屋上関係をやっているのでどうしても量が多くなります。今はできるだけ実例・施工例・実績を増やしたい段階です。

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