LIFESPAN
ポリウレア防水の耐用年数
ポリウレア防水の耐用年数は、メーカー公表の屋外耐久想定で20年以上。当社の施工保証(最長20年)とは別の指標です。耐用年数を左右する条件と、保証との違いを整理します

MAKER DATA
メーカー公表の主要スペック
ライノジャパン株式会社(米国Rhino Linings社の日本総販売元)が公式サイトで公表している数値です。製品グレードや使用環境で異なるため、個別の仕様は現地調査のうえでご案内します
- 屋外耐久想定
- 20年以上(屋外環境で20年以上の耐久性を想定)
- 硬化開始時間
- スプレー後5〜10秒で硬化開始
- 破断伸び率
- 400%以上(ゴムのような伸縮性で下地のひずみに追従)
- 引張強度
- 4,000psi以上(コンクリートを超える強度)
- 加水分解
- 被膜になった状態では水分による加水分解の劣化が発生しない(ポリウレタンは水分で加水分解するリスクがある)
最終更新:2026年11月1日/監修:株式会社 吉田技工 代表取締役 吉田 英司/出典:ライノジャパン公式「データで見るポリウレア」・同「ポリウレアの特徴・用途」・同「製品比較」
LIFESPAN vs WARRANTY
耐用年数と保証年数の違い
- 01
耐用年数=素材の性能が続く想定
メーカーが素材として公表する「屋外耐久想定20年以上」です。施工箇所の環境や仕様で前後します
- 02
保証年数=当社が不具合に対応する約束
株式会社 吉田技工が自社施工分について設ける期間です。施工内容と現場条件に応じ最長20年。条件と範囲は見積書・契約書に明記します
- 03
更新周期=いつ塗り直すか
保証期間と耐用年数の両方を踏まえ、トップコートの再塗布や部分補修で延ばす計画を立てます
CONDITIONS
耐用年数を左右する4つの条件
- 下地処理
- 既存層の撤去・研磨・高圧洗浄・プライマーを省くと、密着不良から膨れや剥がれにつながります。耐用年数は材料より先に下地で決まります
- 膜厚
- 標準2〜3mm。当社の20年保証は3mm仕様が条件です。膜厚はデジタル計で測って記録します
- 紫外線とトップコート
- 芳香族系のポリウレアは紫外線で変色するため、屋外ではトップコートを重ねて耐用年数を延ばします(ライノジャパン公式)
- 使用環境
- 車両の走行、薬品、常時水に触れる水槽・水路など、負荷に合わせて製品グレードと仕様を選びます
EXPERIENCE
当社事例での経過
MAINTENANCE
長持ちさせる点検の目安
- 年1回程度の目視点検(端部・立ち上がり・排水口まわり)
- 排水口(ドレン)の清掃。水が溜まる状態を続けない
- トップコートの色あせ・摩耗が進んだら再塗布を検討
- 保証期間内の不具合は定期点検の中で対応します
FAQ
耐用年数のよくあるご質問
ポリウレア防水の耐用年数は何年ですか?
メーカー(ライノジャパン)公表の屋外耐久想定は20年以上です。製品グレード・使用環境・施工箇所で変わるため、個々の現場の耐用年数は現地調査のうえでご説明します
耐用年数と保証年数は何が違いますか?
耐用年数は素材の性能が続く想定期間、保証年数は当社が施工分について不具合に対応する約束の期間です。当社は施工内容と現場条件に応じ、最長20年の施工保証を設けています(屋上・水槽など防水主目的は3mm厚が条件)
トップコートは必要ですか?
芳香族系のポリウレアは紫外線で変色するため、屋外ではトップコートを重ねて耐用年数を延ばします(ライノジャパン公式)。用途・色・紫外線条件で仕上げを選びます
ウレタン防水より長持ちしますか?
ポリウレタンは水分で加水分解するのに対し、ポリウレアは被膜になった状態で加水分解の劣化が起きません(ライノジャパン公式)。加須市の事例では既存のウレタン超速硬化スプレーが約10年で劣化していました
施工後の点検は必要ですか?
年1回程度の目視点検と排水口の清掃をおすすめします。保証期間内の不具合対応は定期点検の中で行います
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